▽3月の黒字は予想より少なかったものの、第1四半期は好調であった。

ブラジル政府が29日、第1四半期(1~3月)の基礎的財政収支を公表した。
それによると、3月の黒字は予想より少なかったものの、第1四半期は好調であった。
財務省は声明で、3月の基礎的財政収支は11億レアル(約277億円)の黒字であったと明らかにした。市場の予想中央値である12億レアルは下回った。
24年3月は10億レアルの赤字であった。
第1四半期の黒字額は545億レアルに達し、前年同期の202億レアルの2倍以上となった。
黒字が拡大したのは主にカレンダー効果によるもので、今年は支払いスケジュールが遅れていた。
TVグローボによると、政府は約700億レアルの支払いを7月に控えている。昨年はその大部分を2月に支払っていた。