◎11日遅くに35メートルの強風が吹き荒れ、多くの配電線が倒れたり、断線した。
ブラジル・サンパウロ州が12日、大荒れの天気となり、少なくとも7人が死亡、約140万世帯が停電した。
地元当局によると、11日遅くに35メートルの強風が吹き荒れ、多くの配電線が倒れたり、断線したという。
サンパウロ市内では木々が倒れ、いくつかの地域で断水が発生。約140世帯が停電し、13日午前の時点で数十万世帯が停電したままだ。
警察によると、市内で屋台に倒木が直撃し、1人が死亡。サンパウロ州内で7人の死亡が確認されたという。
電力会社は当初、数時間以内に電力を復旧させると見込んでいた。しかし、いくつかの地域は12日夜になっても復旧せず、当局は被害を免れた地域の住民に水の消費を控えるよう促している。
電力会社によると、17の配電線が暴風雨の影響を受けたという。復旧の目処は立っていない。