ブラジル警察がリオの麻薬組織摘発、銃撃戦に、11人逮捕
警察の特殊部隊は10日早朝にスラム街のギャング拠点を急襲。銃撃戦となった。
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ブラジルの捜査当局がリオデジャネイロのスラム街で麻薬組織摘発作戦を決行し、少なくとも11人を逮捕した。警察が10日、明らかにした。
それによると、警察の特殊部隊は10日早朝にスラム街のギャング拠点を急襲。銃撃戦となった。
TVグローボは関係者の話しとして、「2台のバスが銃撃戦に巻き込まれ、運転手と乗客が負傷した」と報じている。
ソーシャルメディアに投稿された動画には高速道路沿いで銃声が鳴り響く中、市民が身を潜め、様子を伺う様子が映っていた。
現場はリオ北部のスラム街。警察はブラジル最大の犯罪組織であるPCC(首都第一コマンド)の一派とされる犯罪組織PTCを標的としたもので、同組織を解体する作戦の一環と説明した。
警察は今回の作戦について、7ヶ月間の調査に基づき、44人の容疑者を特定したとしている。
また警察は11人の逮捕に加え、3丁のライフルを押収したと明らかにした。
当局はこのギャングが住民を威嚇し、ライバルを追い出し、治安要員を攻撃し、この地区を支配していると指摘している。