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▽現場はマランハオ州とトカンチンス州の境界に架かる橋。昨年12月22日に中央部が突然崩落し、トラックや乗用車などが橋と共にトカンチンス川に落下した。
2024年12月23日/ブラジル、北部マランハオ州とトカンチンス州の境界、崩落した橋(AP通信)

ブラジル北部2州を結ぶ橋が崩落した事故について、海軍は3日、13人目の遺体を収容したと明らかにした。

現場はマランハオ州とトカンチンス州の境界に架かる橋。昨年12月22日に中央部が突然崩落し、トラックや乗用車などが橋と共にトカンチンス川に落下した。

海軍は声明で、「13人目の遺体を収容し、残り4人の行方を捜している」と述べた。

それによると、水中ドローンで遺体の位置を確認し、海軍のダイバーが遺体を引き上げたという。

橋が崩落した原因は分かっておらず、警察が業務上過失致死傷を視野に捜査している。警察はトラック4台、自動車2台、オートバイ2台が転落したと報告している。

この橋は全長533メートル、1960年代に建設された。首都ブラジリアの北方約1300キロに位置する。

マランハオ州環境局は12月26日、76トンの硫酸と2万2000リットルの農薬を積んだトラックを川底で確認し、それらが流出している兆候は見られないと明らかにした。

当局はトラック本体と硫酸・農薬が入ったタンクの連結を解除して、大型クレーンで引き上げられないか検討している。

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