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ブラジル25年8月前半のインフレ率4.95%、利上げ効果

25年8月前半のインフレ率は前年同月比で4.95%増、前月の5.30%から低下した。
ブラジル、リオデジャネイロのスーパーマーケット(Bloomberg)

ブラジルの統計機関IBGEが26日、8月前半の消費者物価指数(CPI)を公表した。

それによると、25年8月前半のインフレ率は前年同月比で4.95%増、前月の5.30%から低下した。

ロイター通信のエコノミストは4.91%と予想していた。

前月比では0.14%減。市場の予想を下回った。

中央銀行のインフレ目標値は3%±1.5ポイントである。

中銀は6月の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ、15.00%に設定した。

これは2006年7月以来の水準で、インフレを抑制すると期待されている。

IBGEによると、全体的な価格下落は主に住宅コストの低下によるもので、水力発電ダムの業績に関連した一時的な割引により電気料金も急減した。

注目の食品・飲料価格も下落、輸送・通信費も減少した。

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