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▽この工場では牛肉、豚肉、鶏肉を生産し、主にブラジルから輸入した原材料を使用する予定。ベトナムをはじめとする東南アジア諸国への食肉供給を目指すとしている。
ブラジルの食肉加工大手JBSの工場(ロイター通信)

ブラジルの食肉加工大手JBSは29日、東南アジアでのプレゼンスを拡大し、世界市場での地位を強化することを目的として、ベトナムに2つの工場を建設するために1億米ドルを投資すると発表した。

それによると、この工場では牛肉、豚肉、鶏肉を生産し、主にブラジルから輸入した原材料を使用する予定。ベトナムをはじめとする東南アジア諸国への食肉供給を目指すとしている。

ブラジルのルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領は現在、国賓としてベトナムを公式訪問中。JBSは声明で、「この工場新設計画は両政府の合意に基づいている」と強調した。

ロイター通信は先週、JBSのベトナム進出がほぼ確実になったと報じていた。

ベトナム政府はブラジル産牛肉の輸入を解禁することも決めた。

JBSによると、第1工場は北部最大の港湾都市ハイフォンの港近くに建設され、前加工、カット、パッケージング作業を備えた物流センターを併設する予定。

第1工場が操業を開始してから2年後に、第2工場が南部に建設されることになっている。第2工場には物流センターと加工工場を含む第1工場と同様のインフラが整備されるとのこと。

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