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◎ルラ氏は10日、頭蓋内出血に伴い、予定外の手術を受けていた。
2024年12月11日/ブラジル、サンパウロ州、ルラ大統領が入院している病院(AP通信)

ブラジルルラ(Luiz Inácio Lula da Silva、79歳)大統領がサンパウロの病院で脳出血を止めるために2度目の手術を受けた。主治医が12日、明らかにした。

ルラ氏は10日、頭蓋内出血に伴い、予定外の手術を受けていた。

主治医によると、2回目の手術は12日午前に行われ、動脈から脳の表面に血液が漏れ続けていたため、それを塞いだという。

主治医は声明で、「大統領は目を覚ましており、元気だ」と述べた。来週初めには退院して首都ブラジリアに戻り、ゆっくりと活動を再開できる見込みとのこと。

医療チームの医師の1人は記者団に対し、「本日の処置は危険度の低いものであり、大統領は元気で、仕事をさせてくれと懇願している」と語った。

主治医たちはこの数日、ルラ氏の健康状態は良好と述べてきたが、多くの国民が不安を抱き、病院近くに集まって支持を表明する者もいる。

TVグローボは一部の与党議員が2026年の大統領選の行方に懸念を表明していると報じた。

ルラ氏は必要であれば再選を目指すとしているが、2年後に出馬するかどうかは健康状態を考慮してから決めると述べている。

ルラ氏は10月、自宅で転倒し、頭部を負傷。このケガによりロシアを訪問をキャンセルし、オンラインで新興5カ国(BRICS)首脳会議に出席した。

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