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▽ブラジル政府関係者は先週、エンブラエルがベトナム航空にE190ナローボディ機10機を売却する可能性について協議していると明らかにしていた。
ブラジルのルラ大統領(Getty Images)

ブラジルのルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領は29日、ベトナムのクオン(Luong Cuong)国家主席と会談した際、ベトナムがブラジルの航空機メーカーであるエンブラエル社から50機もの飛行機を購入する可能性があることや、ブラジル企業がベトナムの食肉加工工場に1億米ドルを投資する可能性があることを明らかにした。

ブラジル政府関係者は先週、エンブラエルがベトナム航空にE190ナローボディ機10機を売却する可能性について協議していると明らかにしていた。

ルラ氏は記者会見で、「ベトナム航空がエンブラエル機の購入について、前向きに検討している」と語った。

エンブラエル社はルラ氏の発言に関するコメントを出していない。

ルラ氏は来週発効するトランプ米政権の関税にも言及。「米政府と協議する用意がある」と表明した。

トランプ政権の鉄鋼・アルミニウム関税はブラジルの企業に大きな影響を与えている。

ブラジルの食肉加工大手JBSは29日、ルラ氏がコメントを出した後、東南アジアでのプレゼンスを拡大し、世界市場での地位を強化することを目的として、ベトナムに2つの工場を建設するために1億米ドルを投資すると発表した。

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