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▽1月中旬から2月中旬までのインフレ率は4.96%、1月の4.50%を上回り、23年10月以来の高水準となった。
ブラジル、サンパウロ市(Getty Images)

ブラジル統計機関IBGEが24日、最新の消費者物価指数(CPI)を公表した。

それによると、1月中旬から2月中旬までのインフレ率は4.96%、1月の4.50%を上回り、23年10月以来の高水準となった。

市場の予想は5.08%であった。

全体の数値としては22年4月以来、2月としては2016年以来の高水準となり、物価高騰を抑えるために中央銀行が直面している課題を浮き彫りにした。

中銀はインフレ率の目標値を3%に設定しており、積極的に利上げしている。

アナリストは中銀が3月に基準金利を3会合連続で1%引き上げ、8年ぶりの高水準となる14.25%に設定すると予想。ほぼ確実視されている。

中銀総裁は先週、来月金利を1%引き上げるというガイダンスを再確認し、インフレシナリオは良くなる前に悪化すると見通しを示していた。

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