ブラジル25年7月前半のインフレ率5.30%、中銀金利据え置きへ
中銀は来週の金融政策決定会合で金利を据え置くと予想されている。
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ブラジルの統計機関IBGEが25日、7月前半の消費者物価指数(CPI)を公表した。
それによると、25年7月前半のインフレ率は前年同月比で5.30%増、6月は5.27%であった。
ロイター通信のエコノミストは5.26%と予想していた。
中央銀行のインフレ目標値は3%±1.5ポイントである。
中銀は来週の金融政策決定会合で金利を据え置くと予想されている。
中銀は先月の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ、15.00%に設定した。
これは2006年7月以来の水準で、インフレを抑制すると期待されている。
IBGEによると、電気料金の値上がりと住宅費の上昇、航空運賃の高騰による輸送価格の上昇がインフレを牽引している。
注目されていた食品・飲料価格は2カ月連続で下落した。