ブラジル25年第2四半期GDP減速か=ロイター調査
米国が最近ブラジルに課した50%という関税は一部分野、特に農業には目立った打撃を与えるものの、経済全体への影響は限定的と見られる。
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ブラジルの経済が25年第2四半期(4~6月)に減速したと見込まれている。農業生産の落ち込みと工業生産の鈍化が要因だ。
ロイター通信は1日、エコノミスト19人のデータを更新し、第2四半期の経済成長率を前月比0.3%増と予想した。
第1四半期(1~3月)は1.4%増であった。
米国が最近ブラジルに課した50%という関税は一部分野、特に農業には目立った打撃を与えるものの、経済全体への影響は限定的と見られる。
年間ベースでは第1四半期の2.9%増に対し、第2四半期は2.2%増と見られている。
ブラジルの統計機関IBGEは2日にGDPを発表する予定だ。