▽ブラジルの24年の経済成長率は推定値で3.5%増。公式データは3月上旬に発表される。
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ブラジル政府は13日、金融引き締めが続く中、25年の経済成長見通しを下方修正し、2.3%に引き下げた。
財務省は最新のレポートで、今年の消費者物価指数(CPI)が前年から4.8%上昇するという見通しを示し、24年11月の前回見通し3.6%から引き上げた。
また今年GDP成長率については、前回の2.5%から2.3%に下方修正した。
ブラジルの24年の経済成長率は推定値で3.5%増。公式データは3月上旬に発表される。
中央銀行はインフレ率の目標値を3%±1.5ポイントに設定している。24年の年間インフレ率は23年比4.83%増であった。
経済活動の見通しがより緩やかに、インフレ見通しがより厳しくなっているにもかかわらず、政府の見通しは市場よりも楽観的である。
民間のエコノミストは今年の成長率を2.03%、インフレ率を5.58%と予想している。