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ブラジル消費者コーヒー価格、18ヶ月ぶりに下落 25年7月

過去1年半、コーヒーの価格は同国のインフレの要因のひとつであった。
ブラジル産コーヒー豆(Getty Images)

ブラジルの先月の国内消費者コーヒー価格が前年同月比で1.01%減となり、18ヶ月ぶりに下落した。統計機関IBGEが12日、明らかにした。

過去1年半、コーヒーの価格は同国のインフレの要因のひとつであった。

ブラジルの今年のコーヒー収穫は最終段階に入っている。

中国当局は先月末、ブラジルのコーヒー輸出業者183社に対し、中国市場への輸出を許可した。

米国のブラジル製品に対する50%関税は先週発効。オレンジジュースなどの製品は対象外となったが、コーヒー、卵、牛肉などは対象となり、輸出に影響を与える可能性が高い。

この関税は年間約800万袋を米国のコーヒー加工業者に販売している業者に打撃を与えると予想されている。

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