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▽トランプ氏は今月、米国に輸入される全ての鉄鋼・アルミニウム製品に25%の関税を課す大統領令に署名。3月12日に発効する。
2023年12月29日/ブラジル、リオデジャネイロの夜景(Bruna Prado/AP通信)

ブラジル政府がトランプ(Donald Trump)米大統領に配慮し、インフレ抑制のためにエタノール輸入税の引き下げを検討している。TVグローボが情報筋の話しとして2月28日に報じた。

それによると、アルキミン(Geraldo Alckmin)副大統領が28日にラトニック(Howard Lutnick)米商務長官と関税について話し合う予定だという。

トランプ氏は今月、米国に輸入される全ての鉄鋼・アルミニウム製品に25%の関税を課す大統領令に署名。3月12日に発効する。

米国への鉄鋼輸入第1位はカナダ。2位はブラジル、以下メキシコ、韓国、ベトナムが続く。

トランプ氏は1期目に鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を課し、その後、ブラジル、カナダ、メキシコなど一部の貿易相手国に無関税枠を認めた。

米国は2008年以来、対ブラジル貿易で黒字となっている。二国間の貿易額は昨年、800億ドル(約12兆円)を超えた。

ブラジルの鉄鋼メーカーを代表するブラジル鉄鋼連盟「アコ・ブラジル(Aco Brasil)」はトランプ関税が双方に不利益をもたらすと指摘している。

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