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▽ボルソナロ氏は11日、北部リオグランデドノルテ州の選挙集会中に腹痛を訴え、ヘリコプターで病院に緊急搬送された。
2025年4月12日/ブラジル、北部リオグランデドノルテ州、ボルソナロ前大統領(ロイター通信)

ブラジルのボルソナロ(Jair Bolsonaro)前大統領が2018年に腹部を刺されて以来、5回目となる手術を受けた。現地メディアが13日に報じた。

ボルソナロ氏の報道官によると、手術は首都ブラジリアの病院で行われたという。

ボルソナロ氏は11日、北部リオグランデドノルテ州の選挙集会中に腹痛を訴え、ヘリコプターで病院に緊急搬送された。

ボルソナロ氏は2018年の大統領選で腹部を刺されて以来、腸閉塞などに悩まされ、これまでに少なくとも4回、手術を受けている。

ボルソナロ氏は12日夜に自宅のある首都ブラジリアに移送された。

12日朝に公表された医療報告書によると、ボルソナロ氏の容体は安定しているという。

ボルソナロ氏は自身の刑事裁判と2023年の議会暴動で逮捕された支持者への恩赦を推進するため、各地で遊説している。

検察庁は2月、2022大統領選の結果を覆すためにクーデターを企てたとしてボルソナロ氏や元海軍司令官など、計34人を起訴。最高裁は先月末、ボルソナロ氏を被告人と認定し、公判の開始を決定した。

ボルソナロ氏は手術前に発信した動画メッセージで、支持者に対する厳しい処分を批判し、議会に対し、恩赦を承認するよう改めて呼びかけた。

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