スポンサーリンク
▽ボルソナロ氏は2018年の大統領選で腹部を刺されて以来、腸閉塞などに悩まされ、今回5回目の手術を受けた。
2025年4月14日/ブラジル、首都ブラジリア、ボルソナロ前大統領が入院している病院前(AP通信)

ブラジルのボルソナロ(Jair Bolsonaro)前大統領が14日、12時間の手術を終え、集中治療室にとどまっている。主治医が明らかにした。

ボルソナロ氏は11日、北部リオグランデドノルテ州の選挙集会中に腹痛を訴え、ヘリコプターで病院に緊急搬送された。

ボルソナロ氏は2018年の大統領選で腹部を刺されて以来、腸閉塞などに悩まされ、今回5回目の手術を受けた。

ボルソナロ氏は12日夜に自宅のある首都ブラジリアの国立病院に移送された。

主治医らは14日の記者会見で、「今週中に退院することはないと思う」と語った。ボルソナロ氏は意識があり、笑顔で会話もできているとのこと。

主治医によると、ボルソナロ氏はクリスマス以来、腹部に違和感を感じていたと説明したという。

また主治医は「合併症はなく、手術は成功した」と述べた。

心臓専門医は今回の手術について、ボルソナロ氏が刺されて以来、最も複雑な手術であったと説明した。

ボルソナロ氏は自身の刑事裁判と2023年の議会暴動で逮捕された支持者への恩赦を推進するため、各地で遊説している。

検察庁は2月、2022大統領選の結果を覆すためにクーデターを企てたとしてボルソナロ氏や元海軍司令官など、計34人を起訴。最高裁は先月末、ボルソナロ氏を被告人と認定し、公判の開始を決定した。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク