◎ボルソナロ大統領は3日、病院のベッドに横たわりながら親指を突き立てる自分の写真をツイッターに投稿した。
2022年1月3日/ブラジル、サンパウロのヴィラ・ノヴァ・スター病院前に集まった報道関係者(Marcelo Chello/AP通信)

1月3日、ブラジル政府はジャイール・ボルソナロ大統領が腹部の違和感を訴えサンパウロの病院で検査を受けたと明らかにした。

ボルソナロ大統領が検査を受けたヴィラ・ノヴァ・スター病院は声明で、大統領は腸閉塞を起こしていたが、容体は安定していると述べた。政府もボルソナロ大統領の体調に大きな問題はないと述べている。詳細は後日公表される。

ボルソナロ大統領は病院のベッドに横たわりながら親指を突き立てる自分の写真をツイッターに投稿し、体調は良好であることをアピールした。

ボルソナロ大統領はツイートに「昼食を食べた後、気分が悪くなった」と書いた。

ボルソナロ大統領は2018年の大統領選挙期間中に腹部を刺され、腸の損傷と深刻な内出血に見舞われた。それ以来、大統領はいくつかの手術を受けている。

AP通信などによると、2018年の手術を担当し現在も主治医を務めているアントニオ・ルイス・マセド氏は休暇中だったという。ボルソナロ大統領はツイートの中で、「マセドは3日午後にサンパウロに戻る予定」と述べた。

ボルソナロ大統領は昨年7月にもしゃっくりが止まらなくなり入院した。その際、医師は腸閉塞の手術を検討したと伝えられているが、手術ではなく治療で対応した。

ボルソナロ大統領は南部のリゾート地で休暇中だったため、今のところ公務に影響は出ていない。

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