アズール・ブラジル航空、債権保有者と和解、経営再建へ
アズールの純負債は25年第1四半期末時点で前年同期比50%増の313億5000万レアル(約8979億円)に急増。レバレッジ比率(負債比率)は前年の3.7から5.2に上昇していた。
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ブラジルの航空会社アズール・ブラジル航空は1日、米連邦破産法11条手続きに基づき、債権者との和解に達し、経営再建を進めていると発表した。
同社は今年5月に11条を申請した。
声明によると、同社は無担保債権保有者との和解に達したという。
アズールは昨年、約20%の株式と引き換えに5億5000万ドルの負債を帳消しにする契約を債券保有者と結んだ。
アズールの純負債は25年第1四半期末時点で前年同期比50%増の313億5000万レアル(約8979億円)に急増。レバレッジ比率(負債比率)は前年の3.7から5.2に上昇していた。
アズールは以前、来年早々に11章手続きから脱却する見通しを示していた。
