◎この野営地で働いていた労働者は農業などに使用可能なアマゾンの公有地を選定・調査していた。
ブラジルの熱帯雨林(Getty Images)

ブラジル・アマゾナス州の野営地で火災が発生し、少なくとも9人が死亡した。警察当局が10日、明らかにした。

それによると、火災は9日夜に発生。アマゾンで働く労働者の野営地に設置されていた配電設備で不具合が起き、火災に発展したという。

この野営地を運営する団体は声明で、「インターネット配線の不具合で火花が発生し、小屋に引火したとみられる」と説明した。

また同団体は「対応に当たった職員3人が感電死し、労働者少なくとも6人が火災により死亡した」と明らかにした。

TVグローボは関係者の話しとして、「労働者が寝泊まりしていた小屋1棟が全焼した」と伝えている。

ルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領はX(旧ツイッター)に声明を投稿。犠牲者の遺族に哀悼の意を表し、必要な支援を提供するよう関係閣僚に指示したと書き込んだ。

TVグローボによると、この野営地で働いていた労働者は農業などに使用可能なアマゾンの公有地を選定・調査していたという。

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