ブラジル大統領「多国間主義が勝利する」米国不在のG20
ルラ氏は南アフリカのG20サミットに出席。記者団に対し、「COP30とこの首脳会議が多国間主義が依然として健在であることを示している」と語った。
とブラジルのルラ大統領(ロイター通信).jpg)
ブラジルのルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領は23日、トランプ(Donald Trump)米大統領が多国間主義を破壊しようとしていると表明した。
ルラ氏は南アフリカのG20サミットに出席。記者団に対し、「COP30とこの首脳会議が多国間主義が依然として健在であることを示している」と語った。
またルラ氏は「(トランプ大統領は)多国間主義の終焉を説き、単独主義の強化を図っている。しかし、多国間主義が勝利するだろう」と述べた。
ルラ氏は米国がサミットをボイコットしたことについて、記者の質問に応じず、トランプ氏の欠席は「大した問題ではない」と主張した。
中国の習近平(Xi Jinping)国家主席とロシアのプーチン(Vladimir Putin)大統領も欠席。世界中のメディアが「主役不在」のG20と報じている。
ヨハネスブルクに集まった世界の指導者たちは22日、米国を排除した形で、気候危機やその他地球規模の課題に取り組む宣言を採択した。
