◎ジャイール・ボルソナロ大統領は14日、慢性的な腹痛としゃっくりが止まらなくなった影響で入院した。
2021年7月/ブラジル、サンパウロのビラノバスター病院、腸閉塞の治療を受けるジャイール・ボルソナロ大統領(ツイッター/ジャイール・ボルソナロ大統領のアカウント)

ブラジル現地メディアによると、先週腸閉塞の治療を受けたジャイール・ボルソナロ大統領は7月18日に無事退院したという。

ボルソナロ大統領は14日、慢性的な腹痛としゃっくりが止まらなくなった影響で入院した。

ボルソナロ大統領は2018年の大統領選挙期間中に腹部を刺され、腸の損傷と深刻な内出血に見舞われた。それ以来、大統領はいくつかの手術を受けている。

現地メディアによると、医師たちは当初、腸の手術を検討していたが、治療に切り替えたという。方針変更に伴い、ボルソナロ大統領は一時的にチューブを挿入されたが、その後通常の食事に戻したと伝えられている。

ボルソナロ大統領はソーシャルメディアに治療を受ける様子や病院内を歩き回る姿を投稿した。当局によると、大統領は院内で仕事を続け、閣僚とのオンライン会議も行ったという。

ボルソナロ大統領は退院に先立ち、「神だけが私をイス(大統領職)から外すことができる」と語った。「私は入院したくありませんでしたが、政府は許してくれませんでした。10日以内にバーベキューリブを食べたいです...」

また、政府のコロナウイルス対応の問題点を調査している議会を非難し、最近発覚した元保健大臣のコロナワクチン購入時における汚職の告発を否定した。

コロナウイルスを軽視し続けているボルソナロ大統領は広範な非難と圧力に直面しており、今月初めに行われた抗議デモには数万人が参加した。

ブラジルの7月17日のコロナ新規症例は34,339件、死亡者は868人、累計症例は1,930万件、累計死亡者は54万人を超えた。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク