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▽検察は先月、モラレス氏の逮捕状を請求していた。
ボリビアのモラレス元大統領(ロイター通信)

南米ボリビアの裁判所が17日、出廷を拒否したとして、エボ・モラレス(Evo Morales)元大統領の逮捕状を発行した。

検察は先月、モラレス氏の逮捕状を請求していた。

捜査当局は昨年10月、モラレス氏が2016年に15歳少女との間に子供をもうけたという告発について捜査を開始した。

地元テレビ局は南部タリハ県の裁判所の声明を引用し、「モラレス氏の家宅捜索と逮捕の令状を発行した」と報じている

モラレス氏は容疑を否定。アルセ(Luis Arce)大統領が政治的な理由で罪をでっちあげていると主張している。

またモラレス氏は法廷での証言も拒否。中部コチャバンバ県のチャパレ地方に立てこもっている。

地元メディアによると、モラレス氏が立てこもっているとみられる町にはバリケードが設置され、支持者が24時間体制で警備しているという。

コチャバンバ県ではモラレス氏の支持者と警察によるにらみ合い3カ月以上続いている。

タリハ県の裁判所前には多くの女性が集まり、「レイプ犯のモラレスを放置するな」「女児に手を出すな、変態モラレス」などと書かれた横断幕を掲げて抗議した。

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