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▽ミレイ氏は23年末に就任し、過去の左派政権が残した負債を一掃すると宣言。緊縮財政を推進し、手厚い補助金を軒並み削減、物価統制を廃止し、通貨切り下げを含む経済改革に着手した。
アルゼンチンのミレイ大統領(ロイター通信)

南米アルゼンチン最大の労働組合であるCGT(アルゼンチン労働総同盟)は20日、ミレイ(Javier Milei)大統領の緊縮財政に抗議するため、4月10日に24時間のストライキを実施すると発表した。

ミレイ氏は23年末に就任し、過去の左派政権が残した負債を一掃すると宣言。緊縮財政を推進し、手厚い補助金を軒並み削減、物価統制を廃止し、通貨切り下げを含む経済改革に着手した。

その結果、インフレ率は1桁台まで低下。16年ぶりに四半期ベースで財政黒字を達成するなど、多くの経済的成功を収めてきた。

しかし、補助金頼みの生活を送ってきた低所得者層はミレイ氏の激しいショック療法に耐え切れず、生活環境が悪化。貧困率は50%を超えた。

CGTはミレイ氏の公共支出削減が大量解雇につながり、消費者の購買力を低下させていると批判している。

CGTの書記長は声明で、「失業率の上昇がストライキの焦点になる」と述べた。

また書記長はミレイ氏に対し、貧困率と失業率の上昇から目をそらすべきではないと指摘。インフレの改善を歓迎しつつも、市民生活に打撃を与えるような政策は控えるべきと訴えた。

CGTはミレイ政権が発足して以来、一斉ストを2回行っている。

大統領府の報道課は20日の記者会見でCGTを非難。「組合幹部は政府に危害を加えようとしている」と主張した。

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