▽テレコム・アルゼンチンは同国の通信インフラ、特に5Gと光ファイバー・ネットワークへの投資を拡大する意向を示している。
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アルゼンチン大統領府は21日、同国の通信大手テレコム・アルゼンチンによるテレフォニカの現地法人買収を一時停止する命令を出した。
スペインの通信会社テレフォニカは先月、アルゼンチンへのエクスポージャーを減らす戦略の一環として、同国の現地法人をテレコム・アルゼンチンに12億4500万ドルで売却すると発表した。
アルゼンチン大統領府は声明で、「進行中の調査が完了するまで、買収手続きを差し止める」と述べた。
公正取引委員会はこの合併が市場の公平性に与える影響について懸念を示していた。
アルゼンチン政府によると、この合併が実現すれば、携帯電話部門では61%、固定電話部門では69%、家庭用インターネットサービスでは最大80%がテレコム・アルゼンチンの支配下に置かれるという。
テレコム・アルゼンチンは同国の通信インフラ、特に5Gと光ファイバー・ネットワークへの投資を拡大する意向を示している。