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▽アルゼンチンはペルーやボリビアなどで生産されたコカインを欧州などに送る際、中継地として利用されている。
アルゼンチン、首都ブエノスアイレス郊外(ロイター通信)

アルゼンチンのブルリッチ(Patricia Bullrich)治安相は7日、麻薬カルテルを撲滅する取り組みが順調に進み、欧州などへの麻薬密輸が激減していると明らかにした。

アルゼンチンはペルーやボリビアなどで生産されたコカインを欧州などに送る際、中継地として利用されている。

それに連動してカルテル、ギャング関連の殺人事件も増加した。

ブルリッチ氏はロイター通信のインタビューで、「ミレイ政権はギャングを解体し、近年コカイン市場が拡大している欧州を含む市場への麻薬出荷を阻止している」と語った。

またブルリッチ氏は「政権発足からわずか1年で記録的なコカイン押収を行い、それが地域的に、また欧州でも我々に対する大きな尊敬を生んでいる」と述べた。

それによると、24年にアルゼンチンから南大西洋を渡り、欧州の主要港に到着した貨物からコカインは発見されなかったという。押収量は明らかになっていない。

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