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▽ブエノスアイレスの中央広場には巨大スクリーンが設置され、数万人がバチカンで26日に執り行われた葬儀を見守った。
2025年4月26日/アルゼンチン、首都ブエノスアイレス、ローマ教皇フランシスコの死を悼む人々(ロイター通信)

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで26日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis、88歳)に別れを告げる野外ミサが開かれ、数万人が参加した。

教皇はアルゼンチン出身。2013年3月にラテンアメリカ出身者として初のローマ教皇に選ばれた。

野外ミサは教皇がかつて大司教を務めたブエノスアイレスの大聖堂周辺で行われた。聖堂には教皇の写真、白い花束、アルゼンチン国旗が飾られている。

ブエノスアイレスの中央広場には巨大スクリーンが設置され、数万人がバチカンで26日に執り行われた葬儀を見守った。葬儀にはミレイ(Javier Milei)大統領率いる政府代表団が参列した。

大統領府は声明で、教皇が宗教間の対話に重点を置き、若者の精神性を高め、バチカンにおけるコスト削減を推進したと称賛した。

教皇が体調を崩した際、アルゼンチン全土から多くのメッセージが寄せられ、その死後、悲しみが広がった。

多くの市民が多忙な教皇が就任以来、アルゼンチンに一度も帰国できなかったことを嘆いた。

次期教皇を選出するコンクラーベ(教皇選挙)は教皇の死去や辞任後、15~20日の間にバチカンのシスティーナ礼拝堂で行われる。

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