▽アルゼンチンの牛肉輸出量は昨年10%増加、93万5000トン強に達し、過去100年で最高の出荷量となった。
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アルゼンチン政府は26日、昨年の牛肉輸出が過去1世紀で最高水準に達したことを受け、50年以上にわたって禁止されていた食肉用牛の輸出を許可した。
アルゼンチンは牧場・農業大国であり、加工大豆、トウモロコシ、小麦の主要輸出国である。
農水省は26日の声明で、「牛の輸出に関する政策の転換は食肉と畜産チェーン内での競争拡大に向けた動きであり、南米第2の経済大国であるアルゼンチンの自由主義者、ミレイ(Javier Milei)大統領の規制緩和と成長促進の推進に沿ったものである」と述べた。
ミレイ政権は今月初め、海外での販売を促進するため、穀物とその派生品の輸出に対する5ヶ月間の減税を開始した。
またミレイ政権は牛肉輸出にかかる関税を従来の9%から6.75%に引き下げることも支持した。
アルゼンチンの牛肉輸出量は昨年10%増加、93万5000トン強に達し、過去100年で最高の出荷量となった。1924年の輸出量は98万1000トンであった。