アルゼンチン検察、フェルナンデス前大統領を刑事告発
フェルナンデス氏は2021年12月、大統領在任中に友人が率いていた保険会社と独占的に契約するよう、全公共部門に強制する勅令を出したとされる。
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アルゼンチンの検察当局は10日、在任中に公共部門の保険契約において不正行為を行ったとして、アルベルト・フェルナンデス(Alberto Fernández)前大統領を正式に刑事告発した。
フェルナンデス氏は別の事件でも起訴されている。
連邦裁判所はフェルナンデス氏に対する別の訴訟が進行中であるとして、勾留は認めない決定を下した。
フェルナンデス氏は今年初め、元パートナーに対する家庭内暴力の疑いで起訴された。
検察は保険契約に関する案件について、フェルナンデス氏がその立場を利用して、公共部門に友人の保健会社と契約を結ばせたと主張。有罪が確定した場合、6年以下の懲役刑に処される可能性がある。
一方、連邦裁判所はフェルナンデス氏の資産約1100万ドルの凍結を命じた。
フェルナンデス氏は2021年12月、大統領在任中に友人が率いていた保険会社と独占的に契約するよう、全公共部門に強制する勅令を出したとされる。