コロンビア国防相、誘拐された法執行官29人の奪還誓う
▽29人は7日、エルプラテアド郊外の左翼ゲリラが拠点を置く地区で攻撃を受けたという。
-1.jpg)
コロンビアのサンチェス(Pedro Sánchez)国防相は8日、南西部エルプラテアドで警察官28人と陸軍兵士1人が誘拐された事件について、救出作戦を進めていると明らかにした。
地元メディアによると、29人は7日、エルプラテアド郊外の左翼ゲリラが拠点を置く地区で攻撃を受けたという。
AP通信は関係者の話しとして、2016年に政府と和平協定を結んだコロンビア革命軍(FARC)から離脱した反体制派の犯行と伝えている。
それによると、このグループは和平協定に参加せず、同国最大の左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」と同盟関係にあるとされる。
サンチェス氏は地元ラジオ局のインタビューで、「誘拐された29々の体調は良好で、食事も与えられており、限られた空間の中で動くことができる」と語った。
ペトロ(Gustavo Petro)大統領は7日、このグループに29人を速やかに解放するよう求め、応じなければ軍事力を行使すると警告した。