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▽残骸は海氷の上に乗っていた。
2025年2月7日/米アラスカ州沖、航空会社ベーリングエアのセスナの残骸(ABCニュース/沿岸警備隊アラスカ事務所)

アラスカ州沖で行方不明になった航空会社ベーリングエアのセスナが見つかった。地元当局が7日、明らかにした。

行方が分からなくなっていたのはベーリングエア社の445便。6日の午後3時20分頃にレーダーから消えたという。機種はセスナ208B。乗客9人とパイロット1人が搭乗し、州内の空港から別の空港に向かう途中であった。

沿岸警備隊アラスカ事務所が墜落した機体の写真を公開。乗客乗員は全員死亡したとみられる。

それによると、沿岸警備隊のヘリ部隊は7日、アラスカ州ノームの南東約55キロ地点でセスナを確認したという。残骸は海氷の上に乗っていた。

沿岸警備隊のレスキューチームが機内を確認したところ、3人の遺体を発見。残りの7人も機内にいると思われるが、2次災害の恐れがあるとして、先に進めずにいるという。

沿岸警備隊は声明で、犠牲者と遺族に哀悼の意を表した。

ABCニュースは当局者の話しとして、「遺体の収容作業は州警察が主導する」と伝えている。

国家運輸安全委員会(NTSB)によると、セスナは6日の午後3時18分頃、急速に高度が下がり、失速。レーダーから消えたという。

墜落の原因は明らかになっていない。

報道によると、乗客9人は全員成人。

アラスカ州兵、州警察、ノーム消防署を含む複数の機関が捜索救助活動に当たっている。

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