◎30代の男が男性警察官に近づき、隠し持っていた刃物を取り出し、切りかかった。
米カリフォルニア州の警察官が鋭利な刃物で切り付けられ、その場で容疑者を射殺した。同州警察が6日、明らかにした。
それによると、事件はサンタモニカ警察署の正面玄関前で5日午後5時20分頃に発生。30代の男が男性警察官に近づき、隠し持っていた刃物を取り出し、切りかかったという。
同署はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「容疑者は前触れもなく、衣服からナイフを取り出し、警察官に襲いかかった。容疑者は警察官を切りつけ、刺し、逃走。建物の角を曲がったところで射殺された」と書き込んだ。
発砲したのは切り付けられた警察官。その後、消防隊員が応急処置を施したものの、容疑者はその場で死亡が確認された。容疑者の身元と警察官が何回発砲したかは明らかになっていない。
ABCニュースによると、切り付けられた警察官は重傷を負い、病院に搬送されたが、命に別条はないという。
ロサンゼルス郡検視局が現場を封鎖し、関係者から話しを聞いている。