米中西部で大雨、フェスやトライアスロン大会が中止に、停電も
国立気象局(NWS)は10日、カンザス、アイオワ、ネブラスカ、ミズーリ、イリノイ、ウィスコンシン各州の一部地域に大雨・洪水警報を発令した。
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米ウィスコンシン州で大雨による洪水が発生し、ミルウォーキーのフェスが中止になった。現地メディアが10日に報じた。
それによると、中西部6州で大雨となり、水難救助活動、停電、道路閉鎖が発生した。
ミルウォーキー近郊のフェスは会場が冠水したため、11日間のイベントの最終日を中止した。
主催者は声明で、「ウィスコンシン州フェアの最終日を開催できないことを残念に思いますが、現在の状況と今後の天気予報を考慮すると、これが最善の判断だと考えています」と述べた。
国立気象局(NWS)は10日、カンザス、アイオワ、ネブラスカ、ミズーリ、イリノイ、ウィスコンシン各州の一部地域に大雨・洪水警報を発令した。
これらの地域では9日から雨が降り始め、11日まで竜巻を含む悪天候が続くと予想されている。
最も大きな被害を受けたのがミルウォーキー周辺で、10日の朝までに一部地域で250ミリの大雨となった。
ウィスコンシン州南東部では約4万7000戸が停電。ミルウォーキーで数千人が参加する予定であったトライアスロンの全国選手権も中止となった。
ミルウォーキー消防局によると、消防士らはガス漏れ、停電、水難救助など、600件以上の通報に対応した。