▽事故は16日の午後10時10分頃に発生。デルタ航空が運航するボンバルディアCRJ900型機の左翼が滑走路に接触したという。
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米ニューヨーク州のラガーディア空港に着陸しようとしたデルタ航空機の翼が滑走路に接触した。連邦航空局(FAA)が17日、明らかにした。
それによると、事故は16日の午後10時10分頃に発生。デルタ航空が運航するボンバルディアCRJ900型機の左翼が滑走路に接触したという。
パイロットは管制官の指示に従い、ゴーアラウンドを実行。再離陸し、態勢を立て直した後、着陸した。乗客76人の乗組員4人にケガはなかった。
デルタ航空によると、事故を起こしたのはフロリダ州ジャクソンビル発ニューヨーク行きの4814便。
FAAが公開した音源には管制官がパイロットに対し、「誰かがあなたの翼の片方から火花が散っているのを見た」と伝えている。パイロットは「(衝撃を)感じなかったが、確認する」と答え、再離陸した。
先月カナダのトロント・ピアソン国際空港でデルタ航空の旅客機が着陸後にひっくり返った事故も同じCRJ900型機であった。
ニューヨーク・ニュージャージー港湾局によると、4814便に搭乗していた乗客76人、パイロット2人、客室乗務員2人にケガはなかったという。
デルタ航空は乗客に謝罪し、関係機関と連携して事故原因を調査すると述べた。
現地メディアによると、FAAの調査官が関係者から話しを聞いているとのこと。