石油タンクローリーが小川に落下、燃料1万リットル流出 米ワシントン州
この川は最近、サケのために水質を改善する工事を実施したばかりであった。
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米ワシントン州オリンピック半島で石油タンクローリーが事故を起こし、小川に燃料が流出した。
当局は19日、清掃作業員が下流にガソリンとディーゼル燃料が流れるのを防ぐために対応していると明らかにした。
この川は最近、サケのために水質を改善する工事を実施したばかりであった。
州環境局によると、事故は18日に発生。石油タンクローリーが道を外れて横転、小川に落下し、ガソリンとディーゼル燃料約1万1350リットルが流出した。
運転手は救助され、命に別条はなかった。
事故の原因は明らかになっておらず、警察が調べている。
州環境局は18日の声明で、「環境への影響を調査・監視するため、担当官が水質検査などを実施している」と述べた。
州政府も声明を出し、地元住民に対し、燃料が気化して頭痛をめまいなどの症状を引き起こす可能性があるとして、この川に近づかず、体調に異変を感じた時は医療機関に相談するよう促した。