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ベネズエラの少年野球チーム、米国への入国認められず

このチームはメキシコで開催されたラテンアメリカ選手権で優勝し、この大会への出場を予定していた。
硬式野球ボールとベース(Getty Images)

南米ベネズエラの野球チームが米国への入国ビザ(査証)を拒否され、今年のシニアリーグ・ワールドシリーズに出場できなくなった。リトルリーグ・インターナショナルが2日、明らかにした。

このチームはメキシコで開催されたラテンアメリカ選手権で優勝し、この大会への出場を予定していた。

リトルリーグ・インターナショナルは声明で、「ベネズエラのカシケ・マラ・リトルリーグチームは残念ながらシニアリーグ・ワールドシリーズへの参加に必要なビザを取得できなかった」と述べた。

また同インターナショナルは「ベネズエラの少年たちが大会に出場できないのは非常に残念だ」と付け加えた。

このチームは2週間前にコロンビアを訪れ、首都ボゴタの在米国大使館でビザを申請した。

同大使館はコメントを出していない。

トランプ(Donald Trump)米大統領は先月、国家安全保障上のリスクを理由に、アフガニスタンなど12カ国からの入国を原則禁じ、ベネズエラを含む7カ国からの入国も制限した。

中米キューバの女子バレーボールチームは今月初め、米領プエルトリコでのトーナメントに参加するためのビザを拒否された。

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