◎被害者は全員家族とみられる。42歳男性、38歳女性、11歳男児、9歳女児、2歳女児が死亡した。
米ユタ州ソルトレイク郡の住宅で一家5人が死亡しているのが見つかった事件について、捜査当局は19日、父親が4人を殺害した後、自殺したとみられると明らかにした。
事件は17日に発生。現場はソルトレイク郡ウエストバレーシティの住宅街で、銃創を負った17歳の少女が病院に搬送された。
警察によると、被害者は全員家族とみられる。42歳男性、38歳女性、11歳男児、9歳女児、2歳女児が死亡した。
ウエストバレーシティ警察はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「この家に住む女性と連絡が取れないという通報が16日にあった」と書いた。
それによると、警察官が家を確認、窓から室内を伺ったものの、犯罪の兆候は確認できなかったため、通報者に連絡を取り続けるよう頼んだという。
翌日、亡くなった女性が職場に出勤しなかったため、16日に通報した個人が再度警察に相談。警察官がガレージに入ったところ、銃創を負った少女を発見した。
警察官は増援を要請。その後、父親と11歳息子の遺体を1階リビングで、母親と2人の娘の遺体を2階の寝室で発見した。
ウエストバレーシティ警察によると、父親の遺体の近くに拳銃が落ちていたという。
同警察は声明の中で、「鑑識の調査を待っている状態だが、これが凶器と考えている」と述べた。
5人の死因、死亡推定時刻、17歳少女の容体は明らかになっていない。