◎セントクロイ島の水道管理局は発生源と汚染の規模を調査している。
米領バージン諸島セントクロイ島の水道水から高濃度の鉛と銅が検出された。地元当局が27日、明らかにした。
それによると、セントクロイ島の水道管理局は発生源と汚染の規模を調査しているという。
AP通信は同局職員の話しとして、「島内の水道設備の総点検および水道管の洗浄を実施している」と伝えている。
セントクロイ島では先月下旬、一部エリアで水道から赤茶色の水が出たという利用者の通報を受け、調査が行われていた。
バージン諸島政府は声明で、「さらなる検査や飲料水確保に向けた取り組みを進めるため、連邦政府(バイデン政権)に非常事態宣言を発出するよう申し立てている」と明らかにした。
地元の保健当局はホットラインを設置している。
米メディアによると、セントクロイ島の水道水は飲むべきではないが、シャワーや掃除に使う分には安全である。