米ペンシルベニア州の大学でまた「悪質デマ」、銃撃事件発生と虚偽通報
ビラノバ大学では21日に同様の虚偽通報があり、警察が出動、大勢が避難する事態となっていた。
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米ペンシルベニア州ビラノバで24日、ビラノバ大学の構内で銃撃事件が発生しているという虚偽通報があり、警察が威力業務妨害の疑いで捜査している。
ビラノバ大学では21日に同様の虚偽通報があり、警察が出動、大勢が避難する事態となっていた。
同州ラドナーの保安官事務所は声明で、「捜査当局が建屋内にいる学生らを避難させたが、その後、この通報が虚偽であることが確認された」と述べた。
州警察も声明を出し、通報が虚偽であることを確認し、関係機関が発信者を追跡していると明らかにした。
それによると、虚偽の通報は午前11時ごろに寄せられたという。
発信者はキャンパス内の学生寮で何者かが銃を乱射していると通報した。
州警察は午前11時39分ごろにソーシャルメディアを更新。「当局は通報が虚偽であることを確認しました。警察官がキャンパスの安全を確認し、大学当局も通常の運営に戻る作業を進めています」と書いた。
21日の通報は法科大学院を標的としていた。
大学当局はキャンパス内で銃乱射事件が発生した可能性があると警告を発令。その後、虚偽であることが判明した。
21日の事件は新入生を歓迎するオリエンテーションが開催されていた最中に発生。多くの学生が構内に閉じこもって身を潜める行動を強いられた。
この事件の数時間前にはテネシー大学チャタヌーガの大学でも銃撃事件発生の通報があり、キャンパスが一時封鎖された。
警察はその後、銃撃の証拠は見つからなかったと発表。悪質ないたずらとみて捜査している。