▽気球は3日午後、メキシコ国境沿いを監視中に連絡が途絶え、966キロほど北に流され、ダラス東方の林で発見されたという。ケガ人の情報はない。
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米税関・国境警備局(CBP)がテキサス州のメキシコ国境を監視するために使用していた大型気球が強風で1000キロほど北に流され、林に墜落した。当局が6日、明らかにした。
それによると、気球は3日午後、メキシコ国境沿いを監視中に連絡が途絶え、966キロほど北に流され、ダラス東方の林で発見されたという。ケガ人の情報はない。
CBPは声明で、「気球は激しい嵐に見舞われた後、レーダー網から外れ、ダラスの東方約50キロ地点に墜落した」と明らかにした。
気球を目撃したという住民はABCニュースの取材に対し、「近所の人たちと気球を追いかけた」と語った。
住民によると、墜落から10分もしないうちに警察官が現場に到着したという。
国立気象局(NWS)によると、テキサス州の3日と4日の天候は曇り。北向きの風が強く、15メートルを超える強風を記録した地域もあったという。
CBPは監視気球に位置情報システムと低空飛行になった際に警報を出すシステムを搭載している。
CBPは声明で、「連邦政府、州政府、地元当局と協力して墜落の原因を調査する」と述べた。