米海軍、東太平洋で「麻薬密輸船」攻撃、18隻目、死者75人に
トランプ大統領は麻薬カルテルと戦争状態にあると宣言し、それをテロ組織に指定することで、一連の攻撃を正当化してきた。
とヘグセス国防長官(ロイター通信).jpg)
ヘグセス(Pete Hegseth)米国防長官は10日、海軍が東太平洋を航行していた「麻薬密輸船」を攻撃し、6人を殺害したと発表した。
ヘグセス氏はX(旧ツイッター)にコメントと攻撃の様子を記録した動画を投稿。「この船は違法な麻薬密輸に関与、輸送し、既知の麻薬密輸ルートを通過していたことが確認された」と書いた。
米海軍は9月、外国テロ組織に指定されているベネズエラの麻薬組織トレンデアラグアが運航する麻薬輸送船を空爆し、構成員11人を殺害。その後、さらに16隻の麻薬密輸船を爆撃した。
今回の攻撃で破壊された密輸船は18隻、死者は75人となった。
トランプ(Donald Trump)大統領は麻薬カルテルと戦争状態にあると宣言し、それをテロ組織に指定することで、一連の攻撃を正当化してきた。
これはジョージ・W・ブッシュ政権がテロとの戦争に使用したのと同じ法的権限に基づいている。
