米海軍、麻薬密輸船2隻を爆撃、5人殺害、国防長官が発表
米当局は9隻を爆撃した時点で「麻薬テロリスト」37人を殺害したと報告している。
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ヘグセス(Pete Hegseth)米国防長官は22日、海軍が9隻目の麻薬密輸船を攻撃し、3人を殺害したと発表した。
それによると、この密輸船は東太平洋を航行していたという。
ヘグセス氏はこの数時間前、X(旧ツイッター)への投稿で、21日夜にも東太平洋で別の麻薬密輸船を攻撃し、2人を殺害したと報告していた。
米海軍は先月初め、外国テロ組織に指定されているベネズエラの麻薬組織トレンデアラグアが運航する麻薬輸送船を空爆し、構成員11人を殺害。その後、さらに8隻の麻薬密輸船を爆撃した。
米当局は9隻を爆撃した時点で「麻薬テロリスト」37人を殺害したと報告している。6隻目の空爆(潜水艇)では、少なくとも2人の生存者が拘束され、このうち1人はエクアドル人、もう1人はコロンビア人であった。
ヘグセス氏は22日の声明で、麻薬組織を「アルカイダ」と呼び、攻撃を正当化した。「米国に麻薬を持ち込もうとするアルカイダは標的になります。麻薬を持ち込まないでください。米国に近づかないでください。簡単でしょう?」
トランプ(Donald Trump)は麻薬カルテルと戦争状態にあると宣言し、それをテロ組織に指定することで、一連の攻撃を正当化してきた。
これはジョージ・W・ブッシュ政権がテロとの戦争に使用したのと同じ法的権限に基づいている。