◎事故は15日午後に発生。定期訓練飛行中のグラウラーがレーニン山(標高4392メートル)の東側に墜落した。
米海軍が運用する戦闘機EA-18Gグラウラー(AP通信)

西海岸ワシントン州の山間部に海軍の戦闘機EA-18Gグラウラーが墜落した事故について、当局は20日、乗組員2人の死亡を確認したと明らかにした。

事故は15日午後に発生。定期訓練飛行中のグラウラーがレーニン山(標高4392メートル)の東側に墜落した。

海軍は16日午後にグラウラーの残骸を発見したものの、乗組員の行方は分かっていなかった。

海軍によると、捜索救助隊は現在、2人の遺体を収容する準備を進めているという。死因は明らかになっていない。

海軍は声明で、「殉職した兵士2人の遺族のケアを最優先する」と述べ、捜索に参加した警察やその他関係機関に謝意を示した。

それによると、亡くなった2人の身元は遺族に通知してから24時間後に公表する予定。

グラウラーが墜落した原因は分かっておらず、海軍、連邦航空局(FAA)、国家運輸安全委員会(NTSB)が調査している。

グラウラーはワシントン州ウィドビー島の海軍基地から訓練飛行を開始、その後墜落した。

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