◎事故は21日の現地時間午後5時39分頃に発生。北部のミルク・リバー付近を走行していた貨物列車が脱線した。
米モンタナ州北部で貨物列車が脱線したものの、危険物は流出せず、ケガ人も出なかった。現地メディアが22日に報じた。
それによると、事故は21日の現地時間午後5時39分頃に発生。北部のミルク・リバー付近を走行していた貨物列車が脱線した。
この事故により貨物を積んだ車両11台が脱線。鉄道会社が対応にあたり、路線は22日に運行を再開した。
危険物であるシンナーを運んでいた車両1台が脱線したものの、流出は確認されなかった。
同州では1カ月前にも鉄道橋の崩落事故で石油製品を積んだタンク車が河川に転落し、硫黄と最大250トンのアスファルトが流出したばかりである。
鉄道会社は安全運行を心掛けていると主張しているが、線路やその他設備の不具合による安全上の欠陥をめぐって、州議会議員や労働組合から必要な対応を取るよう圧力を受けている。