米海軍、カリブ海で「麻薬密輸船」攻撃、20隻目、死者80人に
今回の攻撃で破壊された密輸船は20隻、死者は80人となった。
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米海軍がカリブ海を航行していた「麻薬密輸船」を空爆し、4人が死亡した。現地メディアが14日に報じた。
AP通信は国防当局者の話しとして、「20回目の攻撃は11月10日に行われた」と報じている。
米海軍は9月、外国テロ組織に指定されているベネズエラの麻薬組織トレンデアラグアが運航する麻薬輸送船を空爆し、構成員11人を殺害。その後、さらに18隻の麻薬密輸船を爆撃した。
今回の攻撃で破壊された密輸船は20隻、死者は80人となった。
トランプ(Donald Trump)大統領は麻薬カルテルと戦争状態にあると宣言し、それをテロ組織に指定することで、一連の攻撃を正当化してきた。
これはジョージ・W・ブッシュ政権がテロとの戦争に使用したのと同じ法的権限に基づいている。
米海軍の原子力空母ジェラルド・R・フォードは数日中に南米ベネズエラ沖に到着する予定だ。
米海軍はこの海域に8隻の軍艦、6000人以上の要員を展開中。フォードを中核とする空母打撃群の到着により、要員は1万2000人近くに達する見通しだ。
