米国とメキシコ、サンディエゴに流れ込む下水の削減で合意
メキシコは9300万ドルを投じてティフアナの下水システムの改善を迅速に進め、将来の人口増加と維持管理を考慮した複数のプロジェクトに取り組むことを約束した。
.jpg)
米国とメキシコは24日、数十年にわたる下水危機に対する恒久的な解決策を見出すことを目的とした合意に達した。
これはメキシコ北西部ティフアナの下水がティフアナ川に流れ込み、米国国境を越えてカリフォルニア州サンディエゴ近郊の太平洋に流れ込んでいるというものだ。
米環境保護庁(EPA)の長官とメキシコ環境相が首都メキシコシティで覚書に署名し、メキシコは9300万ドルを投じてティフアナの下水システムの改善を迅速に進め、将来の人口増加と維持管理を考慮した複数のプロジェクトに取り組むことを約束した。
EPAによると、メキシコのプロジェクトの一部は予定より4年早く完了する見通し。
米国は8月末までに下水処理場の拡張工事を終えるための資金を拠出することを約束した。この処理場は米側にあり、メキシコから送られる下水を処理している。
両国は水や下水の問題について長年にわたり協力してきた。