ハリケーン・エリン、カテゴリー5に、カリブ諸国に接近中
エリンは16日正午の時点で米領プエルトリコ・サンフアンの東北東約380キロに位置し、時速25キロの速さで西進中。
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米国立ハリケーンセンター(NHC)は16日、ハリケーン・エリンの勢力がカテゴリー5に達し、複数の地域に大雨と強風をもたらす可能性があると警告した。
米国の東海岸では来週早々にも高波や離岸流が発生する可能性がある。
NHCによると、エリンの最大風速は16日朝、70メートルを超えたという。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)
エリンは16日正午の時点で米領プエルトリコ・サンフアンの東北東約380キロに位置し、時速25キロの速さで西進中。
NHCはアンティグア・バーブーダ、アンギラ、米領および英領バージン諸島、プエルトリコなどにハリケーン警報を発令中。今後48時間、これらの地域は大荒れの天気になると予想されている。
エリンは外洋にとどまる見通し。16日中にリーワード諸島の近くを通過し、100ミリ程度の雨と20~25メートルの強風をもたらす可能性がある。
その後、プエルトリコの北へ移動し、17日朝までにさらに勢力を強めると予想されている。
プエルトリコと米領バージン諸島でも雨と風が強まる見通し。気象台は洪水、土砂崩れ、突風に注意するよう呼びかけている。