◎58歳の男が運転するホイールローダが民家に突っ込み、その後、男はカーポートに集まっていた人々に向けて発砲した。
米ハワイ州ホノルル郊外の住宅地で発砲事件があり、容疑者を含む4人が死亡、2人が負傷した。警察が1日、明らかにした。
それによると、事件はホノルル郊外の住宅地で8月31日の夜に発生。58歳の男が運転するホイールローダが民家に突っ込み、その後、男はカーポートに集まっていた人々に向けて発砲したという。
この男は住人の男によって射殺された。警察はこの住人を第2級殺人容疑で逮捕した。
ホノルル警察の保安官は記者会見で、「58歳の男は女性3人を射殺した後、この家の住人に射殺された」と述べた。
それによると、住人は42歳の男で、護身用の拳銃を使ったという。
一部の地元メディアは警察関係者の話しとして、「正当防衛が適用される可能性がある」と伝えている。
殺害された女性は29歳、34歳、36歳。負傷したのは31歳の男性と52歳の女性。うち1人は意識不明の重体と伝えられている。
射殺された男の身元は明らかになっていない。現地メディアによると、この男のホイールローダにはガソリンとみられる液体を積んだドラム缶が4本積まれていたという。