◎エムホフ氏はFIFA女子ワールドカップに出場する代表チームを率いてオークランドを訪れ、関係者らと会談した。
ハリス(Kamala Harris)米副大統領の夫であるダグ・エムホフ(Doug Emhoff)氏が21日、訪問先のニュージーランド・オークランドでアーダーン(Jacinda Ardern)前首相と会談し、オンライン上のヘイトクライムや差別と闘う方法などについて話し合った。
エムホフ氏はFIFA女子ワールドカップに出場する代表チームを率いてオークランドを訪れ、関係者らと会談した。
エムホフ氏は記者会見で、「世界は憎しみのパンデミックを目の当たりにしている」と語った。
またエムホフ氏は自身がユダヤ人であることに言及し、「この仕事は私にとって非常に重要なものであり、反ユダヤ主義という災いやその他の差別、ヘイトクライム、過激主義と闘う必要があることを強く認識している」と述べた。
「私の仕事はユダヤ人だけでなく、全員の問題。あらゆる形の憎しみと闘うことなのです...」
アーダーン氏はエムホフ氏の活動と女子ワールドカップという国際的なスポーツ大会がオークランドで開催されることに謝意を表明した。
アーダーン氏は首相在任時の2019年、クライストチャーチのモスクで発生した銃撃事件後にクライストチャーチ・コールを立ち上げた。
この銃撃事件ではモスクを礼拝していた市民51人が殺害された。
アーダーン氏は今年初めに政界を引退した後、クライストチャーチ・コールの特使に任命されたが、その役割に対する報酬は受け取らなかった。
エムホフ氏は次にサモアを訪問する予定。