トランプ政権、131人の中央アジア移民をウズベキスタンに強制送還

▽送還されたのはウズベキスタン、キルギス、カザフスタン国籍の移民131人。4月30日に米国から空輸された。
ウズベキスタン、首都タシケントの夜景(Getty Images)

米国に不法入国していた131人の中央アジア移民がウズベキスタンに強制送還された。国土安全保障省(DHS)が4月30日、明らかにした。

それによると、送還されたのはウズベキスタン、キルギス、カザフスタン国籍の移民131人。4月30日に米国から空輸された。

ノーム(Kristi Noem)国土安全保障長官は声明で、「ウズベキスタン政府との取り引きに基づき、中央アジアの移民131人を強制送還した」と述べた。

トランプ(Donald Trump)大統領は広範囲に及ぶ取り締まりの一環として、米国に不法滞在している数千万人の移民を強制送還すると公約している。

政府は移民を西半球の第三国に送還する新たなルートを確立、最近ではイラク人男性をルワンダに送還した。

民主党と人権団体はトランプ氏が正当な手続きを経ずに移民を送還していると非難している。

DHSのデータによると、トランプ政権の3カ月の強制送還数はバイデン前政権下の昨年を大幅に下回っている。

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