◎複数の現地メディアが最近行った世論調査によると、ユダヤ人コミュニティにおけるトランプ氏の支持率は38~40%。ハリス氏に水をあけられている。
2024年9月19日/米ワシントンDC、親イスラレル集会で演説するトランプ前大統領(AP通信)

米国のトランプ(Donald Trump)前大統領が19日、ワシントンDCのユダヤ人コミュニティで演説し、自分が勝利すれば、ユダヤ系アメリカ人の最強の擁護者になると誓ったが、負けた場合はその怒りをユダヤ人にぶつける可能性があると示唆した。

こんがりと日焼けしたトランプ氏はこう言った。「ユダヤ系アメリカ人に対する私の約束はこうだ。あなたの投票によって、私はあなたの擁護者、保護者になり、ホワイトハウスの歴史上、もっともユダヤ人を愛する友人になります...」

トランプ氏はユダヤ人に関するいくつかの統計を紹介したが、どこから引用したかは明らかにしなかった。

複数の現地メディアが最近行った世論調査によると、ユダヤ人コミュニティにおけるトランプ氏の支持率は38~40%。ハリス(Kamala Harris)副大統領に水をあけられている。

トランプ氏は世論調査に言及。「私は40%だ。つまり、イスラエルを憎む誰かに投票するという人が60%もいるということだ」と主張した。

またトランプ氏はハリス氏が勝利した場合、イスラエルは消滅するという以前の主張を繰り返し、こう強調した。「ハリスの支持率は民主党があなたを呪っているからに他ならない。こんなことは許されない。選挙に勝たなければならないのです...」

さらにトランプ氏はこう続けた。「私は正しい扱いを受けていない。あなたもそうだ。ハリスはユダヤ人を評価せず、嫌っています...」

「私の考えでは、60%のユダヤ人は(ガザ紛争の)敗戦を支持しているように見える。もし私が40%なら、私は……考えてみてください、民主党の悪いカマラが60%です。民主党はイスラエルにとって悪い、非常に悪い」とトランプ氏は連呼した。「悪い、悪い、悪い...」

その後、トランプ氏はイスラエルを友人と呼び、同じような発言を繰り返した。

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